「ユナイテッド・アイランズ・オブ・マハルリカ」がフィリピンの新しい国名??


どうも、義貞です。

今日はフィリピンの新しい国名の可能性に言及したいと思います。ブログでフィリピンの歴史を記述してきていますが、フィリピンは長らくスペイン領でした。「スペイン領東インド」という名前が付いていたくらいです。

ヌエバ・エスパーニャとは、スペイン帝国の副王領を表す言葉ですが、「新スペイン」という意味もあるようです。16世紀というと、日本では戦国時代あたりですが、信長とか秀吉が天下統一を目指していた頃に、スペインはすでに世界に帝国を築きつつありました。だいたい14世紀頃から大航海時代が始まりますから、日本では室町に入ったくらい?私、義貞はすでにいなかったでしょうか。

ヨーロッパ、アメリカ、アジアを結ぶ貿易網(前回話したガレオン貿易)、そしてカトリック・キリスト教の強制的な布教を行い、メキシコやフィリピンはその支配下にありました。

アメリカのフロリダも、元はスペイン領だったそうで、そう考えると広大なエリアを支配下に置き、強大な権限を有していたことが想像できます。

なぜスペインが強大な力を持ち、南アメリカやアジアまで支配することができたのかといった考察に、ジャレド・ダイアモンドの著書「銃・病原菌・鉄」という本が参考になるので、リンクを貼っておきます。興味がある方はぜひご一読ください。

さて、実はフィリピンという国名はスペイン王のフェリペ2世から来ています。自分たちのアイデンティティに関わる国名にスペイン国王の名前を使っていることに驚きますよね。どれだけスペインの影響力強いんだよ。

そんなこともあって、現大統領のロドリゴ・ドゥテルテ氏から国名を変更したいという要望が出てきているそうです。ドゥテルテ氏は強権でありながら、愛郷心の強い人物だけあり、スペインやアメリカの影響ということに異議を唱えています。そのため、スペインの影響を払拭したいということなのでしょう。

彼が唱えている国名は「マハルリカ共和国」。もともとは昔の大統領であるマルコス大統領が名づけようとしていた国名のようです。「マハルリカ」とはマレー語で「自由」を意味したり、サンスクリット語で「気高い」ことを意味するそうです。

また、他の議員からは「ユナイテッド・アイランズ・オブ・マハルリカ(マハルリカ合島国)」という案が出ているらしいのですが、それって「ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(アメリカ合衆国)」から来てる感があり過ぎじゃない?と思ってしまいます。それこそアメリカの影響でしょう。

他方で「国名に拘ってないで国民の貧困改善や雇用創出をしろ」という正論も出ているようですが、国名を変えるというのも一大行事ですよね。というか、なぜ今?

ちなみに、メキシコの場合は、アステカの一言語であるナワトル語で「メシトリの地」を意味するそうです。そう思うと、メキシコの方がフィリピンよりも一枚上手のようですね。しっかり自分たちの名前を付けている。

文庫 銃・病原菌・鉄 上 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) [ ジャレド・ダイアモンド ]

価格:990円
(2020/1/7 22:05時点)
感想(20件)

完訳フロイス日本史(4(豊臣秀吉篇 1)) 秀吉の天下統一と高山右近の追放 (中公文庫) [ ルイス・フロイス ]

価格:1,152円
(2020/1/7 22:43時点)
感想(0件)

投稿者: 海外侍 義貞

こんにちは。海外侍の義貞です。Cebu Samurai Warriorsの管理人です。 このサイトでは効率的な英語学習とフィリピン・セブ留学、オンライン英会話の有効性などをメインに紹介していきます。TOEIC 885点

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。