フィリピン同時代史、ゴア、マラッカ、ザビエルとキリスト教


ローマカトリックを継承するフィリピン

こんにちは、海外侍の義貞です。

ご存知のように、フィリピンはキリスト教国です。それは、今までブログで書いてきた通りスペインの布教から始まるのですが、16世紀に、何もフィリピンだけに広められたわけではありません。

日本の歴史教科書で習うフランシスコ・ザビエル。彼はスペイン出身の宣教師ですが、ポルトガル王の命名を受けて東洋へ布教の旅に出かけます。彼はインドでも布教を試みており、南インドのゴアに滞在していました。そして、マレーシアのポルトガル領だったマラッカでも布教活動で滞在し、最終的には日本の九州にたどり着いています。

彼は現在の大分県などで布教活動を行いました。今では大分産の「ざびえる」というお菓子があるくらいです。当時は南蛮などと呼ばれており、その中心だったのが九州なのでしょう。東南アジアを経由して日本に来ているので必然的に南の方への到着となります。

ちょうどフィリピンがスペインに支配されていく同時代に進行していた出来事です。やはり、当時の覇権はスペインとポルトガルが争っていたからでしょう。ポルトガルは、ポルトガル海洋帝国として、ゴアやマラッカ、マカオなどをその手中に収めますが、フィリピンはスペインに獲得されてしまいます。

フィリピンがアンラッキーなのは、フィリピンの場合、島数が多すぎて統一体としてのまとまりが薄いため、局地的に支配されていったこと。また、太平洋に面しており、孤立しているので攻めやすいということもあったのでしょう。

フィリピンがスペインからの独立を試みようとするには、ホセ・リサールの登場を待たないといけません。逆に、マレーシアなどは当時なぜポルトガルに全体を支配されずに済んだのかを考察してみるというのも面白いですね。

フィリピンもマレーシアも同じマレー系であり、本来は兄弟みたいなものですが、国としてはだいぶ異なる歴史を歩みました。今後はブログでもフィリピンとマレーシアの比較なども行っていきたいと思います。

投稿者: 海外侍 義貞

こんにちは。海外侍の義貞です。Cebu Samurai Warriorsの管理人です。 このサイトでは効率的な英語学習とフィリピン・セブ留学、オンライン英会話の有効性などをメインに紹介していきます。TOEIC 885点。主にユーロ圏との貿易仕事をしているのでマルタ島にも興味あります。シェアリングエコノミー、AI、データサイエンスを駆使した農業も行っていく予定。

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