
どうも、義貞です。
さて、今日はマカティにあるトランプタワーを紹介しましょう。
マカティとは、大都会マニラの中にある市ですが、東京でいえば丸の内みたいな場所です。ビジネスと商業の中心であり、外資系のオフィスビルはこのマカティに集中しています。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連もここに集中しており、今やオフィスの空きスペースがないような状況になっています。
そのため、今は新しい都心として、BGC(ボニフォシオ・グローバル・シティ)が開発されています。そんな中心のマカティ市にあり、屹立する超高層ビルの中で2番目に高いビルとしてそびえ立つのが、「トランプタワー・マカティ」です。
トランプタワーとは、ご存知の通り、アメリカ現大統領であり、不動産王であるドナルド・トランプ氏の不動産会社によるものです。フィリピン現地のセンチュリー・プロパティーとパートナーを組み開発されたビルで、2017年末にオープニングを迎えたそうです。アジアで初のトランプタワーとして、フィリピンの首都が選ばれました。
フィリピンは2015年に総人口が1億人を突破し、世界の人口ランキングで12位となりました。出生率は3.14%と高く、人口増加が見込める理想的なピラミッド型の分布となっています。 さらに、経済成長率も東南アジア最高レベルで6%以上です。
明るく親しみやすい国民性、高い英語力(自分たちでアメリカ英語と言う)を有しており、アメリカの植民地であったこともありアメリカへの憧れが強い国という点もあり、トランプもフィリピンへの進出を決めたのかもしれません。
別で考察しますが、この強いアメリカかぶれは、たまに鼻につくことがあります。自分たちは「アメリカと同様」の英語を話しているという自負があるようですが、それは単なる植民地マインドだろうと思います。「アメリカの英語」と同様でないと「英語ではない」わけがない。
いずれにせよ、トランプタワーは現在マカティに煌々と輝いています。フィリピンのウォール街と呼ばれるマカティに。
