遣欧使節団とスペイン


宮城県石巻市にあるサン・ファン・バウティス号

どうも、義貞です。

新型コロナウィルスの拡大によって、海外旅行どころではなくなっている昨今ですが、春先にかけて静まることを祈りつつ、このブログをアップデートしていきます。

先日、電車内のニュースで、宮城県石巻市にある慶長遣欧使節団の帆船サン・ファン・バウティスタ号の復元船が老朽化のため解体されることになり、その保存を求める親書がスペイン市長から送られてきていることを知りました。

慶長遣欧使節団とは、今から約400年前、仙台藩主伊達政宗が仙台領内でのキリスト教布教容認と引き換えにノビスパニア(メキシコ)との直接貿易を求めて、イスパニア(スペイン)国王およびローマ教皇のもとに派遣した外交使節です。

慶長遣欧使節団について https://www.santjuan.or.jp/history.html

ブログで取り上げていますが、大航海時代を支配したのはスペインとポルトガルですが、ポルトガルはインドのゴアからマレーシアのマラッカ、そして中国のマカオを通過して日本の長崎に辿り着きました。慶長遣欧使節団はマカオを通って、欧州へと向かっています。

スペインはマニラとメキシコのアカプルコを結ぶ『ガレオン貿易』を展開しており、どうやら仙台藩主伊達政宗は当時キリスト教を容認と引き換えに、メキシコとの貿易を求めていたようです。その交渉のために、慶長遣欧使節団をスペインへ派遣したようなのです。

この歴史は非常興味深いですが、次の長期休みにはぜひ宮城県に行ってみたいと思っています。スペインとの貿易交渉のために外交使節団を送ったという歴史が宮城県には残っており、使節団はマカオを辿っています。そして、スペインとの関係でいえば、必ずフィリピンとも何かしらの接点があるはずです。それほど、当時のスペインは強大であり、フィリピンはスペインの領土だったのです。

長期の休みを通して、アメリカのサンフランシスコに行く予定がありますが、サンフランシスコは聖サンフランシスコから由来しているとともに、ガレオン貿易で使用された船はサン・フランシスコ号です。

様々な歴史が点と点を結び、繋がっています。歴史を読み解くことが、複雑化された現在を読み解くカギとなります。今回のニュースを見て、そんなことを感じました。

時代は繋がっている。日本、フィリピン、スペイン、メキシコ、アメリカの歴史がそのことから読み解ける。現代とは複雑ながらも、非常に楽しい時代であるとわかります。

投稿者: 海外侍 義貞

こんにちは。海外侍の義貞です。Cebu Samurai Warriorsの管理人です。 このサイトでは効率的な英語学習とフィリピン・セブ留学、オンライン英会話の有効性などをメインに紹介していきます。TOEIC 885点

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