どうも、海外侍の義貞です。
本日は、今のミャンマーの勢いを考えたいと思います。人々が「ベトナム」に注目している時こそ、別の国に目を向けておく必要があります。
日本では、度々ベトナムブームが起きます。2000年代後半くらいから、「ネクスト・チャイナ」と騒いでベトナムブームが起きました。
しかし、当地の市場を開拓できたかといえばどうでしょうか。ベトナムに対する思い入れは、おそらく韓国の方が強かったと思われます。
タイは、かなり日本を優遇してくれたかもしれませんが、タイ以外の国で、東南アジアで日本が影響力を発揮している場所は少ないと思いますし、ベトナムが次のタイになるとは思えません。ベトナムは日本と良好な関係を築くでしょうが、日本は韓国や台湾、シンガポールの後くらいになるでしょう。
タイには「山田長政」がいたおかげもあり、歴史的に日本人街は拡大できました。
フィリピンは、文化的にスペインやアメリカ、中国の影響が強いので、タイのようになることはないでしょう。しかし、タイよりも日本に地理的に近いし、日本がフィリピン人を受け入れるようになれれば、チャンスはあると思います。
ミャンマーは、長い鎖国の後にようやく開国し、経済的にtake offしたばかりです。ミャンマーは、中国とインドの緩衝地帯にもなっています。
ヒマラヤ山脈によって、中国とインドは隔てられており、ミャンマーがあることで中国とインドはガチで向かい合うことが避けられています。
また、ミャンマーは宝石の産出国として有名です。加えて仏教の三大聖地パガンがあります。もともとはパガン朝ビルマとして隆盛し、何度もタイを打ち破っています。ベンガル湾に向かって観光客が来たことない未開のアイランドなども有しています。
今はまだ、バンコクがインドシナ半島の中心都市ですが、いずれは再びヤンゴンがバンコクを凌駕する日が来ると思います。今後もミャンマーに注目していきます。