アジア系アメリカ人の星、アンドリュー・ヤンとは何者か


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どうも、海外侍の義貞です。

先日、ハワイのフィリピン系アメリカ人と話をしていたら、今ホットなアメリカ大統領選の話になり、「討論会見た?」という入りから色々話しました。

日本ではまず政治的な話はあまりしないと思いますが、アメリカ人の若者はそのあたりかなりオープンなので、自分の意見を持っています。

その話の流れの中で出てきたのが、アンドリュー・ヤンです。

日本でアンドリュー・ヤンはほとんど知られていないと思いますが、アメリカでは特にアジア系アメリカ人の中で人気がある候補者でした。というのも、彼が唯一のアジア系アメリカ人(カーマ・ハリスはどちらかといえば黒人系)候補だったからというのと、UBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)を実証的に推進する候補だったからです。

アメリカは2大政党制の国で、自由さと白人マジョリティを代弁する共和党と、平等さと移民マイノリティを代弁する民主党にざっくり分かれます。その中で、民主党の候補として登場したアンドリュー・ヤンは最終候補選まで残った唯一のアジア系アメリカ人でした。

彼は台湾からの移民である両親のもとに育たった2世で、政治経験はなく、企業家・ビジネスマンでした。数学を得意とし、AIやデジタライゼーションの流れの中、人々の生活を確保するためのベーシック・インカム論を唱えました。

アンドリュー・ヤンのベーシック・インカム論がある程度アメリカ社会で受け入れられた(彼の政策はかなり多く、ベーシック・インカムはそのひとつ)のは、Problem solving(問題解決)を行うソーシャル・アントレプレナー的な面があったからだと思います。

現状の問題を指摘(アマゾンによる実店舗の影響、雇用流通、税金逃れ)、その問題を解決するための施策を具体的に述べ、実証的に行い、そのフィードバックを得るというPDCAを回したというところです。実際にハワイのフィリピン系アメリカ人お金を受け取りました。

ある種、起業家的な推進力と実行能力があるというところがアメリカ人に受けたところがあります。起業家たちの強みは、現状に対して疑問を持ち、その問題を突き詰め、そのうえで具体的なソリューションを出し、そしてそれを実行することです。良いアイディアというのは、多くの人が生み出すことができます。しかし、それを実行できる人というのはごく僅かです。

アイディアを持つのはタダですが、それを実行すれば予期せぬ問題にあたったり、失敗したり、そのことで責任を取ることになります。そしてそれをやることで不満を持つ人も出てきます。それでもやれるという強い自己確信がなければ実行には移せません。

結果的には、アンドリュー・ヤンは候補者には選ばれませんでしたが、現在も精力的に活動しているので、4年後の闘いにまた出てくると思います。

投稿者: 海外侍 義貞

こんにちは。海外侍の義貞です。Cebu Samurai Warriorsの管理人です。 このサイトでは効率的な英語学習とフィリピン・セブ留学、オンライン英会話の有効性などをメインに紹介していきます。TOEIC 885点

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