に投稿

「本・旅・人」

Photo by suzukii xingfu on Pexels.com

どうも、海外侍の義貞です。

皆さんは、出口治明氏をご存知でしょうか。ライフネット生命というネットの保険会社の創業者であり、現在は立命館アジア太平洋大学の学長をされている方です。

民間出身で初の同大学学長になり、博学であらゆる歴史にも造詣の深い方ですが、この方の唱えていることに「本・旅・人」があります。

つまり、戦後の日本社会というのは、民間では男性中心の企業社会であり、家の長としての男性が会社に忠誠を尽くして働くというスタイルでした。会社での仕事以外の時間にすることは「メシ・風呂・寝る」だったけれども、今の時代に必要なことは「本・旅・人」ではないかと提唱されています。

「本・旅・人」とは、本から様々な知識を得ると共に、色々な場所に出掛け、色々な人と会う中で新しいアイディアを生み出していくということです。

コロナ禍においては、色々なところに出掛けるというのが難しくはありますが、オンラインでは簡単に国境を越えて人と対面できます。アメリカとも、韓国とも簡単に繋がります。

デービット・アトキンソンという英国人がいます。彼は小西美術工藝社という文化財、神社やお寺などの修復工事を行う会社の社長です。今や現内閣の経済アドバイザーを行っており、彼の主張には賛否あるようですが、僕は肯定的に捉えています。

長らく日本の長時間労働と低生産性、それに伴い女性にとって不利な労働環境は改善されるべきであると思います。デービット・アトキンソン的な論点、最低賃金を上げ⇒効率性を高め⇒長時間労働、低生産性をやめるという方向性に進めていくことで、「本・旅・人」的な時間を作っていくことが大事であると思います。

韓国で話題になっている映画「1982年生まれ、キム・ジヨン」があります。これはもともと本を原作に作られた映画ですが、社会的なスティグマ(属性)の中で体調を崩していってしまうキム・ジヨンの話を通して、韓国社会の歪みを描いています。日本でも話題になっている映画ですが、「半地下の家族」を含めて韓国映画はかなり社会性を埋め込んだものとなっており興味深いです。

僕はセブだけでなく、釜山や高雄といった韓国や台湾の港湾都市も好きなので、来年は「釜山サムライ」や「高雄サムライ」もやっていきたいと思っています。フィリピンだけでなく、台湾や韓国の第二都市の魅力も発信していきます。

「本・旅・人」に国境は関係ありません。来年も様々な価値や文化に触れていきましょう。