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なぜ先進中華圏(シンガポール、香港、台湾)は日本人女性に人気なのか

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どうも、海外侍の義貞です。

今回は、なぜ大陸を除く中華圏が日本人女性が働き、生活する場所として人気になってきたのかを考えたいと思います。

参考はこちら『日本人の越境するライフスタイルにみる現代日本をめぐる”もうひとつの”多文化化』http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer_old/mlmc002008_full.pd           

シンガポールや香港に行った時に感じた事は、「独りで移って来てる日本人女性多いな」ということです。

まず、日本の企業組織の中で女性が海外に駐在員として移るということはほぼありません。だいたい海外、アジアでもヨーロッパでも日本人女性が現地にいるのは、いわゆる「駐妻」たちです。つまり、駐在員の家族帯同として海外にやってくる人たちです。

そうでない人もいますが、基本的に海外駐在員たちはその国に興味があってやって来るわけではなく、日本的な組織文化の中で、日本的なビジネス慣行をそのまま背負ってやって来ます。そして当地においても、日系企業同士での同質的なビジネスを行います。

そのような閉鎖的な慣行の中で、「現地の食べ物は口に合わない」とか、「現地人たちは主体性がない」とか、好き勝手な事をグローバルに通用しない「日本語」という言語で言い合っている人たちです。

さて、今やシンガポールや香港の不動産価格や物価は東京を超えて遥かに高いものになりました。シンガポールも香港も、物流や金融、情報などの第3次産業で発展してきており、そもそも日本の発展形態と異なります。日本のように集団的な労働集約的な産業発展とは異なります。

つまり、シンガポールや香港はより軽い物、動きの速いものを扱っていると言えます。その身軽さや速さは、中華系的な決定スピードの速さにも表れていると思います。

90年代以降、教科書で習うように「NIES(新興工業経済地域)」と呼ばれる勢力が出てきます。それがシンガポールや香港、台湾でした。

どうやらその当時に日本人女性の香港移住ブームみたいなものがあったようです。90年代くらいであれば、女性が「お茶くみ」や「酒つぎ」が当たり前の時代だったはずです。そういう環境から逃れたいと思っていた女性たちが香港移住を決めたのかもしれません。

台湾や香港の女性の知り合いがいればわかりますが、台湾人女性や香港人女性はそんなことしてくれません。「てめーでつげ」で終わります。なぜか台湾人女性に幻想を持っている日本人が多いのですが、台湾人女性はとんでもなく強いので、台湾人男性は日本人女性が好きなのです。

以前から取り上げているように、香港やシンガポールではお手伝いさんとしてフィリピン人を雇います。家事や清掃系の仕事は主にフィリピン人が担っています。シンガポールではコンビニの店員やホテルの従業員もフィリピン人でした。バーの歌手やダンサーもフィリピン人でしたし、とにかくサービス系にはフィリピン人が多い。今はコロナなので、おそらく少なくなっていると思いますが。

コロナによってグローバルな人の流れもストップしたこともありますし、現在の香港の騒乱もあって香港へ移る人はかなり減ると思いますが、逆に台湾はコロナを抑えることにも成功しており、天才IT大臣のオードリー・タンのような存在や多様性を認める台湾の状況から今後も台湾へ移住する日本人女性は多いかもしれません。