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海外侍シリーズ③ジョン万次郎 漂流からペリーの通訳まで

sunset ship boat sea
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どうも、海外侍の義貞です。

今回の海外侍シリーズでは、ジョン万次郎を取り上げたいと思います。

前回取り上げた常長や長政は海外へ飛翔するも、最後は悲しい結末をむかえていますし、日本で活躍したというわけではありません。

しかし、今回取り上げるジョン万次郎は、漂流からアメリカ時代を経て日本へ戻り、通訳や航海術の教えなどで大活躍した人物です。

土佐出身のジョン万次郎は漁師として生計を立てていましたが、漁の最中に遭難して漂流。長い漂流生活の後に、アメリカの捕鯨船に助けられて仲間たちと一緒にハワイへ連れられます。

捕鯨船の船長であったホイットフィールドは、万次郎たちを日本へ帰国させようとしましたが、日本が頑な鎖国政策を取っていたため、外国船は沖合に近づくことができず、彼らをハワイへと連れ帰ります。

万次郎の素養をかった ホイットフィールド は、彼をアメリカ本国へと彼を養子として連れ帰ります。アメリカで英語や航海術を学んだ万次郎は、カリフォルニアからハワイを経て日本へと戻ってくるのです。

長崎奉行に捕まって江戸へと戻ってきた万次郎ですが、ペリー来航によって一躍時の人となります。

アメリカに関する知識、英語力、航海術に関する技術や知識を有した万次郎の能力を幕府は活かそうと思います。そして万次郎はペリーとの通訳などに抜擢され、日米修好通商条約の立役者となっていくのです。

万次郎のサクセス・ストーリーにはある種の爽快感があります。彼は貧しい漁師からアメリカを通過することで、一気に幕府の重要人物になったのです。当時は武家によって統治されていた時代なので、本来であれば漁師の出身などが幕府の重要なポストに就くことなんてできません。しかし、海外(アメリカ)や航海術を知っていたことによって大きな出世を遂げました。

彼には能力があったとうことです。言葉の分からない見ず知らずの人の国で行きたいという好奇心と生き残るサバイバル力があった。その行動力によって、幕府のエリートたちにできないことが彼にはできたわけです。

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