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産業から考えるフィリピンの可能性ーIT-BPO、運輸、旅行、農業

grayscale photo of motorcycles and people
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Hey, guys! 海外サムライの義貞です。

前回はフィリピンの進行するインフラ・プロジェクトについて書きましたが、今回は個別の産業かフィリピンの成長性について考えたいと思います。

フィリピンを成長というキーワードで語っている記事などを見ると、たいていカジノのことや不動産が語られます。フィリピンの人口増加を背景に、インフラ整備とともに不動産プロジェクトも爆進中ということもあり、それ自体は悪いことではありません。

ドゥテルテ政権下ではフィリピンの法人税も引き下げようとしていますし、外国人に対する規制も以前より緩めようとしているので、フィリピン自体がオープンになろうとしている事実もあります。

都市や交通網の整備、不動産の建設ラッシュ以外にもフィリピンの可能性を見ていきたいと思います。

産業別に見ると定番のIT−BPOはありますが、今後AI(人口知能)や音声認識の発達から今後は欧米などでもこの分野で国内回帰するのでは言われているので、欧米から多くをアウトソースしているフィリピンとしては単に英語が話せるということはアドバンテージにならない可能性があります。

東南アジアではe-commerceやデジタルペイメントの分野が台頭しており、GrabやGo-jekのようなスーパーアプリが登場してきています。そのEC分野を支えるのが物流・運輸業です。

例えば、シンガポールではNinja Vanのようなスタートアップ物流が出てきています。これはEC配送を請け負う物流会社ですが、東南アジアでは商品の遅延や紛失も多いわけです。そのためのインフラも整っていない国が多いわけですが、そういった課題に挑む物流会社です。

ライドヘイリングの会社もそうですが、東南アジアでは交通渋滞も激しい為、物が遅延しがちです。しかし、交通データを取得することによって、より効率的な配送ルートなどを導き出すわけです。

フィリピンにおいてもアヤラ・ロジスティクスなどが食品配送のための冷凍倉庫などに投資しており、アヤラ系はさらに日本のコンビニ大手ローソンと提携するような記事を見ました。

インフラ整備が進むとともに、物流・運輸業などは大きく成長しそうです。

今はコロナの影響で旅行というのは難しいわけですが、インフラ整備の進展とともにフィリピンへの旅行・観光は注目を集めることになると思います。フィリピンは数々の群島によって成り立っており、太平洋に開かれた海洋国家です。

美しいビーチが多く、手つかずの自然が残っています。東南アジアでのビーチはタイが注目を集めるのですが、日本からの距離で行けばフィリピンの方が近く、安く行くことができます。またフィリピンは基本英語が通じるし、日本人の英語も汲み取ってくれるのでビーチは断然フィリピンがおすすめです。

そして、フィリピンには農業の可能性も多くあります。フィリピンの米の生産の大部分はルソン島の平野でほとんど行われます。パンパンガ州という場所がメインですが、ルソン島は農業の可能性が高い場所です。

1980年代に決定づけられたフィリピンの負のイメージはまだ根強いですが、さすがに今は2020年代なので新興国も大きく変わっていきます。特にフィリピンは若い人口が多いこともあり、スマホとネットを当たり前に享受したデジタル・ネイティブ世代が今後台頭してきます。

国の盛衰は100年レベルの話なので、いつまでも先進国だけが豊かさを享受できるとは限りません。フィリピンなどの途上国の現状も冷静に見ておくことが必要になるかもしれません。

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