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知られざるボホール島の魅力①カラペ

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Hope you are doing well! 海外侍の義貞です。

僕にはセブやハワイにフィリピン人やフィリピン系アメリカ人の友人がいるため、彼女たちから現在のセブやハワイの様子をリポートしてもらったり、写真や動画をもらっていますが、ボホール島に戻ったフィリピン人から送られてきたビーチの写真や動画がとても良かったので、ブログで共有したいと思います。

カラぺは、フィリピンのボホール州にある3番目のクラスの自治体で、セブ海峡に面したボホール島の西部に位置しています。セブ海峡にいくつもの島々が点在しており、リゾートもあります。

カラぺのリゾート

青々とした空と海がうらやましいですね。ボホール島はまだセブ島ほど認知されていないので、人の少ない綺麗なビーチが多いはずです。

カラぺには、フィリピンおきまりの教会があります。田舎感があって、のんびりしていますね。

フィリピンの人口は北部ルソン島、さらにマニラ首都圏に集中しているので、セブやボホールまで来ると独特の南国感があります。フィリピンは治安が悪いイメージがありますが、ほとんどはマニラ首都圏のせいです。

セブ島、ボホール島、そしてレイテ島などの魅力も今後取り上げていければと思っています。また、定番のグアムやハワイに来年は行けることも願いながら。

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タイのイケメンが織りなすBLドラマ「2gether」

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Hey, What’s up guys! 海外侍の義貞です。

僕は台湾のバンドである五月天(Mayday)やタイのバンドであるPOTATOなどが好きなこともあり、よく聴いています。

皆さんは、タイのドラマをご覧になったことはありますでしょうか?韓国ドラマやK-popが好きな方も、タイのドラマや音楽はあまり知らないかと思います。しかし、今や最強のK-popアイドルBlack Pinkのメインダンサーであるリサはタイ人です。

タイのドラマや映画で日本人によく知られるものは、「メナムの残照」と呼ばれる小説を題材にしたものです。「メナム」とは、タイ語で「川」を意味します。チャオプラヤ川のことは、メナムチャオプラヤと言います。この小説はタイ人の間でも有名であり、第二次世界大戦時にタイに駐留した日本軍の兵士とタイ人女性との恋愛をテーマにしたものです。

この小説は何度もタイでドラマ化や映画化されていますので、タイのドラマを初めて見る方におススメです。

【無料連載】2gether 1

そして今、タイと世界で大人気になっているドラマが「2gether」です。このドラマはタイのスーパーイケメン2人が織りなすBLドラマです。

ご存知のように、タイは性別がめちゃくちゃ多様な社会です。身体的には女性だけど、意識的には男性で、好みの異性は女性のように様々な組み合わせがあり過ぎて、もはやよく分かりません。

なぜこれほどまでに性別の多様性を体現する社会になったのか歴史的に興味のあるところですが、そのことは横においておき、このドラマ「2gether」は非常に人気が出ているようです。やたら綺麗な顔をしたイケメン2人ということで、女性に人気が高そうですね。

日本でもこのようなBLストーリーはアンダーグラウンドでは人気ですが、タイのようにメインストリームにはなりません。なので、タイは一般的には様々な性別に寛容な社会だと言えます。しかし、タイは国王を頂点とする父権的な社会でもあります。現在の政権は軍人が担っていますし、いまだにタイには兵役もあります。

先進国への道を歩んでいるタイの現段階のステージは興味深くもあり、それを背景にこういうドラマがあるのかもしれませんね。

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高雄で食べた美味しい牛肉麺

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What’s up, guys! 海外侍の義貞です。

今日は美味しい海外料理シリーズということで、台湾の高雄で食べた「牛肉麺」をご紹介したいと思います。

「牛肉麺」と書いて「ニューローメン」と読みますが、煮込んだ牛肉入りの中華麵料理です。中国発祥ですが、世界の華人たちのポピュラーな麺料理となっており、特に台湾では一般的な食べ物です。台湾好きの方は、まず食べないわけにはいかない一品です。

どうやら台湾の牛肉麺の起源は高雄にあるようなのです。高雄、「たかお」と読みたくなりますが、都市名はカオシュン(いくつか呼び方有り)と言います。台湾の中でも有数の港湾都市となっており、貿易が盛んな都市でもあります。

港湾都市であり、美味しい台湾料理があるとなると、私義貞の出番です。

台湾人の友人に案内してもらい、高雄市にある有名な牛肉麺のお店に連れて行ってもらいました。店内はかなり混んでいました(今どうなっているだろう)。人気がありますね。

有名店らしい
美味しい牛肉麺
日本でも流行りつつある魯肉飯(ルーローハン

台湾料理全般的にそうなのですが、味が優しいです。また、独特の薬味の香りと味があり、より食欲をそそります。台湾の気候は日本よりも暖かく、感じも東南アジアに近いです。台湾ビールであるパイナップル・ビールを飲みながらの牛肉麺は最高でした。

日本で台湾の牛肉麺を食べたいという方は、東京にいらっしゃる方であれば「三商巧福」(さんしょうこうふく)をおススメします。こちらは台湾で最大の牛肉麺(ニューロウメン)チェーンの日本初号店です。

台湾の中華系は福建省から来ていますが、東南アジアの華僑たちの多くもここから移っています。フィリピンの中華系についての考察は、下記のリンクよりご覧下さい。

↓ ★ダバオの中華街で食べた美味しいシャオパオ

https://cebusamurai.com/2020/10/31/davaochinatown/

↓ ★セブ観光地⑥タオイスト・テンプル

https://cebusamurai.com/2020/11/11/cebutaoisttemple/

↓ ★福建省とフィリピン華僑

https://cebusamurai.com/2020/05/05/kakyou/

グルメメディア ヒトサラ
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セブ観光地⑥タオイスト・テンプル

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how’s it going, guys! 海外侍の義貞です。

今日は久しぶりにセブの観光地を取り上げたいと思います。

フィリピンには中華系フィリピン人が多くいます。彼の中には成功者が多く、有名どころではフィリピン航空を傘下に収めるルシオ・タンですが、彼は福建省のアモイから移民してきた中華系で、彼の両親は最初セブに移民してきたようです。

セブの高級住宅街に入っていくと、タオイスト・テンプル(道教寺院)があります。前回、ご紹介したように中国の三大宗教は仏教、儒教、そして道教です。東南アジアには道教寺院が多いのですが、フィリピン・セブも例外ではありません。

フィリピンに移民した中華系たちは成功し、ルシオ・タンのようなスーパーリッチのみならず、小金持ちも多いのですが、セブ市のラホグと呼ばれる地区にはそのような中華系が住んでいます。

セブの道教寺院はその地区の高台にあり、天気の良いセブではとても見晴らしが良く、気持ちがよい景色です。隣のマクタン島や海を見晴らすことができるので、おススメの観光スポットです。

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ダバオの中華街で食べたシャオパオ

Photo by Buenosia Carol on Pexels.com

What’s up, guys! 海外侍の義貞です。

以前、ブログでフィリピンには中国からの移民が多いことを話しました。日本にも長崎、神戸、横浜、最近では池袋など中華街が発展してきていますが、フィリピンでもマニラには中華街があり、セブやダバオには道教(タオイズム)のお寺があります。

中国には大きく三つの「教」があり、儒教、仏教、そして道教です。論理的な儒教と比較すると、道教はよりスピリチュアルな側面が強いと言われます。

次回、セブのタオイスト・テンプルについて紹介したいと思いますので、今回はダバオについて。ダバオには中華街も道教寺院もあります。

例えば、バンコクの中華街などは非常に大きいのですが、ダバオの中華街はこじんまりした感じです。それと中華料理店がそれほど多くありません。僕がいった中華料理店ではヌードルとシャオパオ(日本でいう肉まん)を食べました。

フィリピンのセブンイレブンに行くと、たいていこのシャオパオが売っています。そもそも日本で肉まんを食べる時期は冬にかけてですが、冬の概念のないフィリピンでは年中、肉まんにありつけます。

フィリピンの肉まんは、日本の肉まんと比較すると大きさが1.5倍くらいある気がします。また、フィリピン独自の味付けになっているので、日本の肉まんとは味が異なります。アドボを基調としているので、アドボまんといった感じでしょうか。やはり甘い味付けになっています。

フィリピンには、チョーキン(Chowking)という中華のチェーンストアがあります。大衆向けの安い中華ファストフード店なのですが、今考えると面白いですね。フィリピン発の中華ファストフード店なので。フィリピンではジョリビーに次いで人気がありますし、どの都市でも見かけます。

炒飯や春巻き、ヌードルなどがあり、日本人の口にも合うテイストです。フィリピンの中には中華が定着している側面を映し出しているような気がします。

やはり東南アジアには長く中華の影響があります。そもそもエリートたちが中華系移民が多いという面があります。加えて最近台頭してきているのが、韓国です。「ボンチョンチキン」や「TOM N TOMS(トメントムス)」などチェーン店が東南アジアで爆発的に人気を得てきています。

カフェ、ファッション、コスメといった文化面で韓国的であることがカッコいいという意識が東南アジアの若い世代の意識をつかんでいます。東南アジアの古い世代は中華に行き、若い世代は韓国料理店に行くという流れが起こっています。

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ポッドキャスト配信サービス「Anchor」

Photo by Magda Ehlers on Pexels.com

What’s up, guys! 海外侍の義貞です。

今の時代、個人が簡単にインターネットを通して発信できるようになりました。このブログを投稿しているWordpressのサービスもそうですし、自分の興味関心に合わせて好きなことを突き詰めていくことができます。

僕は個人的に即応性の高いメディアよりも、ブログのように時間をかけて思いを書いていく方が好きです。またWordpressは簡易性、デザイン、機能性に優れていると思いますし、アメリカ発のオープンソース・プラットフォームなので、先進性もあります。

引き続きこちらでブログ発信をしていくのですが、同時にポッドキャスティングもやりたいと思っていました。

ポッドキャストとは、インターネットを通じて配信できるラジオであり、10年以上前からありましたが、ここにきてAmazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカー普及やワイヤレスイヤホンの普及によって、配信を聴くという流れが起こっています。

僕もAmazon Echo「アレクサ」で音楽やニュースを聴いており、またワイヤレスイヤホンでyoutubeの音だけ聴いていたりします。

文章を読んだり、書いたりするのはそれなりに頭をつかう作業なのですが、話を耳で聞く方がすっと入ってくる場合もあります。なので、このセブサムライもポッドキャストで配信していきたいと思います。

こちらもアメリカ発のポッドキャスト配信ツール「Anchor」を使用します。Anchorは音楽ストリーミングサービスSpotify傘下で、手軽にポッドキャストを作成でき、さらに様々なプラットフォームに拡散してくれて、アクセス分析もできます。

インターネットを駆使した様々なサービスが出てくるところが、やはりアメリカの良いところです。

このセブサムライのポッドキャストでは、主に一人語りになるかと思いますが、フィリピンに関することだけだとネタが尽きると思うので、海外にいる日本人の友人にもおいおい登場してもらおうと思っています。

フィリピンとメキシコ セブサムライ

2国の文化的相似について
  1. フィリピンとメキシコ
  2. フィリピン経済その1
  3. フィリピン料理について
  4. フィリピンと台湾
  5. フィリピンとイスラエル

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タイの騒乱から見る社会の変化

Photo by suzukii xingfu on Pexels.com

どうも、海外侍の義貞です。

日本でも少し取り上げられているのでご存知かもしれませんが、タイでは今、反政府のデモ集会が行われています。

タイに住んでいる日本人の友人や知人が現地で撮影した動画を送ってくれたので見てみたのですが、過激な行動を行っているわけではなく至って平和的に行進が行われています。

タイでは度々騒乱が起こるのですが、今回はいわゆるタクシン派VS反タクシン派の先鋭的な闘いというよりも、学生や若者たちによる現状に対するNOという意思表示が強いです。

特質すべき点は、単に軍事政権への批判のみならず、王室を批判しているところにあります。タイでは王室への批判は重い罪、最悪、死にさえつながる絶対的な権威でした。今、それが揺らいでいる、それだけ国民が現在の王室に対して不満を持っている表れとなっています。

タイの騒乱の歴史を振り返ると長くなるので、直近の10年間で見てみましょう。

10年前、2010年時には内戦を思わせるような激しい対立がありました。当時の政権を担っていたアピシット首相(イギリスの大学を卒業したイケメンのエリート)がタクシン派(元首相派。タクシンの歴史を話すと長くなるので割愛)のデモを抑えるために国軍を投入して発砲を許可したことで多くの死傷者を生む悲劇となりました。

ミャンマーのデモの時と同様に、日本人カメラマンがこの銃撃戦でなくなっています。

このことがきっかけでアピシットは国民からの信頼を失い辞職。そして次に政権についたのがタクシン元首相の妹であるインラック(中華系の美人)でした。

2011年の大洪水の混乱の後、再び2014年頃からインラック政権に対する軍人たちの反乱が起こり、そこからまた反タクシン派とタクシン派の争いが再燃。バンコクロックダウンと呼ばれ、人波で都市機能が停止するほど反タクシン派のイエローデモが行われました。このクーデターによってまた軍人たちが政権を奪取。現在のプラユット首相に交代します。

その後、2016年に国民から絶大な人気を誇っていたラーマ9世国王が崩御。これを機にタイは喪に服するということで、1年間は非常に静かなトーンに変わりました。ラーマ9世は偉大な人物であり、国民に寄り添う王として君臨しており、騒乱が起こった時も仲裁に入って諫めることができるカリスマを持った存在でした。

そのカリスマ王の息子が現在のラーマ10世なのですが、この方が面白いくらいダメ息子というところがまるでドラマを見ているようです。結婚離婚を繰り返したあげく、何人もの愛人を抱え、ドイツにも愛人がいて遊び呆けるダメさを極めたような人物です。

今回、若者たちの怒りが爆発したのは、このコロナ禍において国民のことは微塵も考えず自分だけ愛人と一緒にドイツに避難したこの王は何だということです。

僕もタイで王室の車が通るのを見たことがありますが、全ての車が止められて道をあけられ、そこを高速で王室関連の者たちが乗る高級車がビュンビュン通ってました。

タイで王室関連の人間たちを迎える時は土下座のようにして頭を下げて迎えないといけません。いくらなんでもそこまでするのは前近代的すぎます。

今回の若者たちの反発がどのような形になるか予想できませんが、イデオロギー的な対決ではないので、市民同士が痛め合うということにはならないと思います。しかし、そう簡単には王室改革や軍事政権の改革にもならないはずです。熱量が沈静化してきても、引き続き少しずつ変えていくという作業ほど苦労が多いものはありません。

タイの歩みは1歩進んで2歩下がるという感じなので、2歩進んで1歩下がるくらいにするこができたらすごい。それでも、タイの若者たちは偉いなと思ってます。

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フィリピンとマレーシア

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どうも、義貞です。

前回、オフショア候補地としてフィリピンベトナムを比較しましたが、今回はフィリピンマレーシアを比較したいと思います。

フィリピンとマレーシアを留学先として候補に上げると、カナダやオーストラリアなどの定番の留学先に行った方たちから、「アジア?しかも途上国で?」と上から目線で見られますが、3-6ヵ月くらいカナダやオーストラリアに留学した日本人よりも、現地のフィリピン人やマレーシア人の方が英語が話せます。

バンクーバーやケアンズなどに行けば、語学学校は日本人が多いでしょうから結局現地で日本人で固まって、英語はほとんど勉強しないという方も多いのではないでしょう。

日本に戻ってくれば、例えばmeet up やinternationなどの交流に参加したり、外資系企業に入らない限り、ほとんど英語に接する機会はなくなります。普段から英語に接する機会が多いフィリピン人やマレーシア人に英語レベルで上に立つことはできません。

さて、「英語留学」という点でいうと、語学留学を売りにしているのはフィリピンの方かもしれません。マレーシアにも多くの語学機関が軒を連ねていますが、学校の数の多さでいえばフィリピンの方が多いと思います。そもそも、人口規模で比較すると、マレーシアは3500万人ほどの国ですが、フィリピンは1億いっています。

実質的な英語の能力として、よくランキングとして出されるデータがスウェーデンにある世界最大級の語学学校 EF(Education First)のアジアランキングです。

このデータ分析は非常に参考になります。個人的には、日本が低いレベルにあるのは知っていますが、中国が標準的であるのと、タイが日本より低いレベルであるという点が面白い。東アジア圏は、日本とベトナムを除いて標準的です。シンガポールが首位を走るのは当然として、やはり次のレベルはマレーシアとフィリピンです。

あれだけ多くの観光客を世界から呼び込むタイが、英語レベル日本よりも低いというのは、タイ人も英語に苦手意識を持っているといいでしょう。

マレーシアやフィリピンでは日常的に英語を使用する機会があります。また外資系企業やコールセンターなどのBPO分野でも彼らは英語を使用しており、ネイティブ相手でも問題なく会話できる人たちが多いです。

そもそも、雑駁ですが、歴史的にはフィリピンが「マレーシア」という名前を国名にしようとした経緯もありますし、民族的には両国ともにマレー系です。マレーシアとインドネシアがイスラム教なのは、かなり前からアラブの商人や宗教者たちが商売や布教で中東からやってきたと影響です。

今やフィリピンも「マハルリカ共和国」に国名を変えたいらしいので、徐々に自分たちの歴史を見返そうとしている感じはありますね。

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福建省とフィリピン華僑

brown and red temple
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どうも、義貞です。你好我叫義貞。

最近は家にいる時間が増えたので、これを機会に中国語を勉強し始めました。アメリカ在住の中国人の先生からオンラインで中国語を習っています。

Italkiという言語学習サイトを使用して勉強しています。Italkiはかなり使い勝手が良く、そのうえ、日本のように「スクール」的な感じがありませんし、システムも画一的ではありません。

先生ごとに提示される1レッスン価格に応じて、コマ数やレッスン時間をパッケージとして購入できます。なんというか、レッスン内容もそうですが、システムもインタラクティブ(相互的)なんです。いつも思うのは、何事も日本の教育事業というのは一方通行な印象があります。教師の立場から一方的に教授される、というばかりで自分としてはこういうことが習いたい、やりたいということが制限されます。

先生の教え方も違っていていいし、人によって合う合わないがあって良い。特に言語の学習は「継続」が重要になるので、自分にとってその授業がフィットし継続できるかが大事になります。Italkiのシステムについては別でまた説明したいと思います。

海上貿易に従事していた華僑たち

さて、本日は東南アジアで一般的な「華僑」についての話をしたいと思います。

まず、よく混同される「華人」との違いについてですが、「華人」は移住した現地の国籍のみを取得し土着化した人々のことを言うようです。「華僑」の場合は中国籍も有している人を指すようです。

もともと、福建省(台湾と海峡を挟んで真向かい)の出が多いようです。台湾の本省人たちもそうですし、マレーシアやシンガポールなどに居住した人たちも、大体この辺りの出身者が多いようです。福建省は海に面していて、海上貿易も盛んだったそうです。人口が過密化する中で、海外にチャンスを求めて飛翔する人々が多くいました。

以前のブログ記事でも取り上げましたが、フィリピンのルソン島、マニラには16世紀頃には多くの中国人商人たちがすでに居たようです。メキシコとのガレオン貿易も中国からの銀などが本地スペインへ送られたりしているので、中国人とのビジネスが多く行われていたのでしょう。

また、ムスリムたちが支配していたスールー王国なども中国との貿易で栄えているので、フィリピンと中国との経済的な結びつきは強かったのかもしれません。昔はインコタームズ(国際貿易のルール)などなかったと思うのですが、ちゃんと取引できていたのだろうか、、、

いずれにせよ、このようなバックグラウンドがあるため、華僑たちが事業に長けている人たちであると容易に想像できます。その後、東南アジアの経済を自らの手に占める豪族たちが登場していきます。

フィリピン経済を支配する華僑たち

フィリピンの経済は華僑系の財閥によって支配されているといっても過言ではないくらいフィリピン華僑たちは力を持っています。インドネシアやマレーシアもそうです。

フィリピンでは、SMグループを立ち上げたヘンリー・シー、フィリピン航空を経営するルシオ・タンなどが非常に有名です。なぜここまで財を成すことができるのかというくらい大きな成功を掴んでいる人たちです。

ただ、財閥ともなってしまうと政治との結びつきも生まれ既得権と化していきます。フィリピン人は言語能力も高く、ITスキルも高いのにフィリピンから独自のイノベーションや新しいビジネスが生まれてきていません。

それを考えると、フィリピンはマレーシアやインドネシアから一歩遅れをとっていると思います。

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インドネシア首都移転とスールー王国

スールー諸島

こんにちは。義貞です。

さて今日はジャカルタの首都移転について取り上げたいと思います。ジャカルタはインドネシアの首都なので、フィリピンではないのですが、東南アジアの大国であるインドネシアの首都がフィリピンの近辺であるボルネオ島(※インドネシアではカリマンタン島)に移るということで、フィリピンへの影響も大きくなると考えられます。

インドネシアは2億人以上の人口を誇る大国で、1000万人が首都ジャカルタに暮らしています。ジャカルタに政治、金融、貿易、サービスの全てが集中しているインドネシアでは、首都に負担が重くのしかかっており、交通渋滞含めて様々な都市問題が発生しています。加えてジャカルタは湿地にあり、地下水の供給などの面から土地が沈んでいます。タイのバンコクもそうですが、年々沈んでいっているようです。今後、温暖化の影響もあり海抜がどんどん低くなります。

そのような環境面もさることながら、勢いのある経済発展の中で都市と地方、都市の中でも階層が分かれてきています。富の不均衡によって人々の不満や抑圧感が溜まることもあり、インドネシアは首都機能を地方へと移します。その予定地がカリマンタン島東部なのです。

図を見るとお分かりになるように、カリマンタン島東部は比較的にフィリピンのミンダナオ島に近いのです。これは、なかなか面白いことになりそうだと感じました。というのも、かつてフィリピンのミンダナオ島、パワラン島などを含めて周辺地域はスールー王国という国が統治していたのです。

以前、スペインに支配されていくフィリピンの過程をブログで書きましたが、スペイン統治が完全に進む前のフィリピンには統一体としての国家は存在せず、様々な王国が散在した島でした。

首長制などを取っている集落などもあり、マクタン島の首長ラプラプがいたわけです。その当時ラプラプのみならず、スペインの支配に強く抵抗していた国があり、それがスールー王国です。スールー王国はミンダナオ島西端の諸島群を中心にミンダナオ島やパワラン島にまで拡大したイスラム国家です。

非常に面白いと思うのは、カリマンタン島にあるブルネイ王国と王族関係で仲が良かったらしいです。つまり、カリマンタン東部にも関連性があったということです。加えて当時明王朝であった中国との交易によってスールー王国は一大貿易センターとなり、大きく発展していました。

現在では一部の過激派勢力によってほとんど観光客のいないミンダナオ島西部ですが、インドネシアが首都をカリマンタン島に移すとなると、そこはインドネシア、ブルネイ、マレーシアの3ヵ国の中心地に変わる可能性を秘めています。そうなった場合にフィリピンがその経済圏に参加することのメリットは大きいです。

フィリピンの近代史は、ガレオン貿易によって繁栄し、キリスト教の価値観を強めていく北部マニラと、徹底的に抵抗するも貧しさの中に沈み排除されることによって怨念を強めていく南部ミンダナオの違いにあります。この価値の相克の中で、イスラム国家であり大国であるインドネシアの首都が近づいてきたらどうなるのか。今、新しい歴史の1ページがめくられようとしている感じです。