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フィリピン料理⑨ソータンホンSOTANGHON

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What’s up, guys? 海外侍の義貞です。

本日は、フィリピンの麺料理を紹介したいと思います。

パンシットとは、フィリピンの言葉で「麺」を意味します。

ご存知のように、フィリピンには中国からのSettler(定住者)たちが多いのですが、だいたいは福建の出が多いです。前回のブログ(福建省とフィリピン華僑:https://bit.ly/2ORsegi

中国移民たちが持ち込んだ食文化で、語源は福建語の「便食」(pian-e-sit)にあるようです。そこから人口に膾炙(かいしゃ)して、今ではポピュラーなフィリピン料理となっています。

私のフィリピン人の友人が振る舞ってくれました。ペルー生まれのスペイン人の友人とも一緒にフィリピン料理を食べるという歴史的な会食でした(笑)

ペルーにもフィリピン料理と同名の「アドボ」があるらしいので、今度はフィリピンのアドボを作り、そのスペイン人に食べてもらいます。その違いのレビューも面白そうですし、ペルーは日系移民も多く、日本人とも歴史的な関わりのある国です。ペルーの歴史についても、おいおいブログでアップします。

さて、パンシットの料理にも色々と種類があります。

フィリピン人の友人が作ってくれたソータンホン

麺の種類によって料理名が異なります。


Example

パンシット・カントン(Pancit Canton)

広東風の焼きそば。卵麺に野菜や肉をミックスさせ、醤油ベースの味付け。日本の焼きそばに一番近い。フィリピンでパンシットというと、パンシット・カントンを日本人は思い出す。

パンシット・ミキ・ビーホン(Pancit Miki-Bihon)

ビーフンは米から作られているので、米麺の炒め。日本のビーフン炒めに近い。

ソータンホン(Sotagnhon)

麺は春雨を使用しており、あとはほぼカントンやビーフンと同じテイスト。


「ソータンホン」って名前の響きから中華っぽいですよね。面白いことに、このソータンホンをパンに挟んで食べるようです。「焼きそばパン」のスタイルで、このソータンホンを食べました。

西欧人からすると、この、パンにヌードルを挟むというところが興味深いようです。

麺はアジア文化なので、「」を巡る旅というのも面白いなと感じました。タイのバミーやミャンマーのモヒンガーなど、その土地を代表する麺文化があります。

西欧化される以前は、基本的には我々はフォークやナイフを使用していませんでした。

そもそもマックやスタバに入ることすら、現代アメリカナイゼーションのフラット化(トーマス・フリードマン)なので、それはそれでいいですが、「世界はもっと多様であり、歴史的なバックグラウンドがある」ということを、ソータンホンを食べながら思いました。

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なぜフィリピン人は歌がうまいのか

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どうも、海外侍の義貞です。

先日、フィリピン人やスペイン人の友人とカラオケ(ちゃんとマスクして)に行ったのですが、改めてフィリピン人は歌が上手だなと思いました。

そのフィリピン人は50代なので、選曲が「ビージーズ」や「アバ」など、自分の母親世代の時に流行った曲を歌いますが、やはり歌唱力があるのです。

しかも、彼女の弟は自分が歌っている動画をFacebookにアップしており、見せてもらいましたが(フィリピン人らしい)、素晴らしい歌声です。

フィリピンの田舎に行くと、だいたい家族に一台カラオケマシーン(?)があります。セブの中上流階級の友人(今はアメリカにいる)の家に行った時もカラオケマシーンがあり、結局歌う羽目になりましたが、フィリピンの最大の娯楽はおそらく”歌”です。

しかも、フィリピン人女性はやたらにしおらしい歌を歌います。以前紹介しましたが、「あなたが私を嫌っても私はついていくわ」みたいな歌とか、「あなたと別れずにいたかったけど、25分遅かったわ」とか、韓国ドラマばりの恋愛ソングを恥ずかしげもなくガンガン歌っていきます。

ヨーロッパでは、日本のカラオケ文化なるものはありません。欧州では、オープンなバーで公衆の前で歌うということはあっても、仲間内で歌を歌いに行くという習慣がありません。

フィリピンの場合、そこらじゅうで歌っているため(だからコロナになるのではないか、、、)、もともとの歌唱力の才能+練習で皆が歌がうまいのです。

デパートの店員が、カフェの店員が、タクシーのドライバーが、道を歩いてる女の子が、歌を歌ってます。加えて、天性のエンターテイナーという側面もあるため、人々を楽しませるのが好きということがあります。

もし洋楽を上手に歌えるようになりたいという方は、フィリピン人とカラオケに行きましょう。必ず上達すると思います。まず否定されることはないので自信がつくでしょう。

ちなみに僕とスペイン人は同世代ということもあって、バックストリート・ボーイズやボン・ジョビ、グリーン・デイズなどを歌いました。懐かしい。

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フィリピン料理⑤キニラウ Kinilaw

生の魚を使用する料理

どうも、海外侍の義貞です。

今日は、日本人にも人気があるフィリピン家庭料理キニラウを紹介します。

キニラウ(Kinilaw)は「生で食べる」という名の通り、生の魚で作られています。生の魚を食べる日本人にとっては、有難い食べ物です。フィリピン料理は肉や油を使用したものが多いため、たまにさっぱりした魚が食べたくなります。

島国で魚介類が豊富なフィリピンでは、魚やシーフードの料理もさまざまです。自分としては、シニガンという酸っぱいスープが好きですが、そのスープにも魚介類が使われています。

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生のマグロを切り身として、キュウリに、玉ねぎ、酢や塩を混ぜて作ります。気候的に生の魚が腐りやすいこともあるため、酢などを混ぜて保存しやすくするためもあるかもしれません。

唐辛子も入っていて、スパイスがきいており、酸っぱさがあるのでお酒のつまみとして食べると美味しいです。

フィリピンに行った際は、ぜひご賞味ください。

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美しきフィリピン人女優ライザ・ソベラノ

@TeamLizaSoberanoより

どうも、海外侍の義貞です。

今回は、フィリピン人女優の新生ライザ・ソベラノをご紹介したいと思います。

ご存知のようにフィリピンは数名のミス・ユニバースの優勝者がおり、南米同様に美人が多いことでも知られている国です。

ライザ・ソベラノは、アメリカ・カリフォルニア州生まれのフィリピン系アメリカ人で、今はマニラを拠点に活動する女優であり歌手で、映画評論家TC Candlerが主宰するIndependent Criticsが毎年発表している、その年の『もっとも美しい顔』(2017)に選ばれてもいます。国内の若者を対象とした「なりたい顔ランキング」ではトップになるなど、フィリピンの若者に支持されている女優のようです。

料理もそうですが、ドラマなどにおいても韓国やタイと比較してフィリピンはより知られていないと思います。韓国ドラマが流行ったり、泰ドラマ「2gether」が日本でもヒットしたりなどありますが、フィリピンまだまだ知られていないマイナーな国です。

タイのドラマ「2gether」 https://cebusamurai.com/2020/12/02/bl2gether/

しかし、ジョリビーコーポレーションやサンミゲル・コーポレーションなどがフィリピン内外で力をもっていけば、イメージは変わっていくかもしれません。経済的に発展してくると文化面で花が咲くようになります。

ライザ・ソベラノのように、アメリカや他の国から戻ってくるフィリピン人も出てくるかもしれません。

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フィリピンの顔になった巨大コングロマリット、サンミゲル・コーポレーション

どうも、海外侍の義貞です。

先日も取り上げましたが、サンミゲル・コーポレーションがなぜかやたらに元気がいいので今回もブログ記事にしたいと思います。

フィリピンについての情報をサーチする中で、最近のコロナ禍でベビーブームになっているとか、なかなか面白い記事を見かける機会が多いのですが、CNNフィリピンを見ていたら巨大インフラ事業が進行中とのことで関心を持ちました。

どうやらサンミゲル・コーポレーションは新空港だけでなく、道路や橋、鉄道など色々建設しているっぽく、現在のドゥテルテ大統領の「ビルド、ビルド、ビルド」進行中のようなのです。

このCNNの動画を見ているとサンミゲル・コーポレーションのCMなんじゃないかな(笑)と思うほどに、サンミゲル・コーポレーションが強調されています。

たしかに、フィリピンはマレーシアと比較するとインフラが整っていないですし、交通が本当に不便で移動がしにくいこともあってこれまで観光客をうまく受け入れることができていませんでした。今は観光客がいないので、これを機会に交通インフラを充実させておくことはよいと思います。

マレーシアは人口3000万ちょっとしかいませんが、フィリピンは1億おり、さらにこれから増えます。マニラの都市機能の劣悪さを改善するチャンスではあります。

ドゥテルテ氏は表現はかなり過激ですが、実行していることはフィリピンの治安の改善とインフラ整備に力を入れている姿勢は見えます。

今後もサンミゲル・コーポレーションの動向に注目したいと思います。

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The coffee beanを買収していたジョリビー・コーポレーション

Hey, guys! 海外侍の義貞です。

フィリピンのNo.1ファストフード店であるジョリビーについて調べていたら、以前紹介した僕のお気に入りのコーヒーチェーンであるアメリカのThe coffee bean & Tea Leaf ですが、ジョリビーを運営するジョリビー・コーポレーションが買収していました。

日本には少ないTHE COFFEE BEAN https://bit.ly/3bOTdpj

日本では、このコーヒーチェーンはほとんど店舗がないのですが、アメリカや特に東南アジアでは人気があります。面白いことに、The coffee beanはフィリピンでも、タイでも、マレーシアでも見かけました。それから韓国系のコーヒーチェーンもよく見かけます。

ジョリビーを生み出したのも、フィリピン華僑であるトニー・タンです。今やジョリビーはアメリカでも拡大し、香港やイギリスでも展開しています。特にファストフードの本元であるアメリカで拡大しているというところがすごいですね。フィリピン市場では、マクドナルドが唯一勝つことができないファストフードチェーン。それがジョリビーです。

もともとアイスクリーム店から始めたビジネスが、今やグローバル・ファストフード・ブランドに対抗できるようになっています。

僕もフィリピンに行った時はよくジョリビーに行きます。ジョリビーは安定的というか、外れがない感じです。接客員もすごい明るくテキパキしているし、ジョリビーは本当に成功したファストフード店です。

フィリピンに根付いた華僑たちというのは、本当に凄い。そのバイタリティと行動力が違う。フィリピン人というのは一般的にはのんびりしています。何かを成し遂げてよう、というような野心はあまり無いように感じます。しかし海を渡り、その土地で生きると決意した華僑たちは並々ならないものがあります。

The coffee beanはアメリカ発ということもあって、店員さんも英語が上手ですし、リラックスした雰囲気で店員さんと会話できます。セブが良いのはこういうところですね。普通に店員さんと話しをすることができる点です。

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冬でもサンミゲルビールはうまいのか

サンミゲル・ライトとサンミゲル・ピルセン

What’s up, guys! Welcome back to my blog. 海外侍の義貞です。

さて、今回は「冬でもサンミゲルビールはうまいのか」ということで、フィリピン関連のストアでサンミゲルビールを買ってきて、日本のおつまみと宅飲みしようと思いました。

前回ブログでご紹介したように、サンミゲル・グループというのはフィリピンの財閥の中でも名前が知られているコングロマリットです。ヘンリー・シーのSMグループ、ルシオ・タンのLTグループ、トニー・タンのジョリビーなど、ほとんどの企業はフィリピン華僑たちがオーナーですが、サンミゲル・グループはどうやらスペイン関連のようです。

スペインにもサンミゲルビールがありますが、すでにフィリピンのサンミゲル・グループの傘下にあります。なので、実質的にフィリピンのサンミゲルが本家本元なのです。またサンミゲルのビール事業には日本のキリンホールディングスも多くのシェアを持っています。

サンミゲル・グループについて https://bit.ly/2LFmSXt

ステイホームでZOOM飲みなどが流行った日本ですが、ちょっと疑問に思ったのは、「サンミゲルビールって冬に飲んでもうまいのかな?」ということでした。というのも、フィリピンに冬はありません。

フィリピンで飲むサンミゲルビールは最高だけれども、日本の冬にサンミゲルビールを飲むのってどうだろう(?)と疑問に感じたので、さっそく赤羽にあるサラップ・ブッサン(フィリピンの食材店)でサンミゲルビールを買ってきました。

感想は、「普通にうまい!」です。僕はサンミゲル・ライトがお気に入りなのですが、この軽く柔らかいテイストは、ヘビーな肉料理などと本当によく合います。

辛口でありながら、苦みを残さないすっきりした感じです。加えて、お腹に溜まるという感じがないのです。

フィリピン料理はスペインのものを引き継いでいることもあり、けっこうジューシーなものが多いのですが、サンミゲルライトはその食事によく合います。

サンミゲル・コーポレーションとは何の関わりもないですが、サンミゲルビールはやはり最高です。

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なぜフィリピン人はビリヤードがうまいのか

bar billiards gambling game
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どうも、海外侍の義貞です。

以前書いたブログ『なぜフィリピン人は歌がうまいのか』のアクセスが良いので、別のジャンルでフィリピン人が得意とするものをご紹介したいと思います。

なぜフィリピン人は歌がうまいのか https://bit.ly/3nKMkb6

フィリピン人は歌が上手なことは周知の事実ですが、フィリピン人はビリヤードがうまいことでも知られています。

フィリピンで少し小粋なアメリカン・バーなどに行くと、ビリヤード台を見ることがあります。フィリピン人は陽気なので、「俺と玉突く?」といえばすぐに相手になってくれます。すぐにわかることは、フィリピン人はたいていビリヤードが上手なのです。

日本でプレイするゲームといえば、卓球や卓上ホッケーとかあると思いますが、フィリピン人はビリヤードです。

フィリピンからは「ビリヤードの神」とよばれるエフレン・レイズが輩出されています。フィリピンでどのようにビリヤードが根付いたのかということも興味深いですね。

ビリヤードは、スペインにも起源の一説があるようで、やはりスペインの影響があったということかもしれません。

どうやら日本には長崎の出島から伝わったようであり、ポルトガルやスペインの貿易商たちが行っていたようです。海外との交易に興味がある自分としたは、ビリヤードもやらないといけないなと感じました。

笹川スポーツ財団 ビリヤードの起源 https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/dictionary/billiards.html

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フィリピンへの送金に便利なPalawn Pawnshop

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どうも、海外侍の義貞です。

さて今回はフィリピンへ送金する際に便利であるPalawn pawnshopについてご紹介したいと思います。

以前からご紹介しているように、フィリピンの経済というのは中華系、スペイン系の財閥と、海外からの送金によって成り立っています。

フィリピンの人口はすでに1億を超えており、人口ピラミッドも若い事から、今後は最大3億人くらいになるのではないかという予想もあるくらいです。

海外にいるフィリピン人の多くが、介護や看護、教育などのいわゆるエッセンシャルワークについています。僕の知っているハワイにいるフィリピン系アメリカ人の家族も教師と看護師でした。

そんなこともあり、海外送金を行うフィリピン人が多くいます。そしてフィリピン人たちが送金の為に利用するがPalawn pawnshopです。

Palawan Pawnshopのステーション

フィリピンの各地域には、このようなステーションが多くあります。こちらから送金する際の情報は相手の氏名と住所の記入だけでよく、相手がお金を受け取る際にステーションでリファレンス番号を伝えればそれで完了です。

もちろん送金時に手数料を取られますが、remittance(送金)がかなり便利になりました。以前にも取り上げましたが、インドネシアやフィリピンなどの新興国では、銀行口座を保有していなくてもスマホは持っています。車を持っていなくてもスマホの配車アプリを使うようなものです。

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フィリピン料理⑫チキンイナサルChicken inasal

Hey, guys! Hope you are doing well.

海外侍の義貞です。

以前、フィリピンのファストフード店マンイナサルをご紹介しました。

https://bit.ly/35EV1xz フィリピンファストフード②マンイナサル

今回は、それに関連するフィリピン料理であるチキンイナサルをご紹介したいと思います。

イナサルとは、様々なタイプのグリルを意味します。前回ご紹介したレチョンなども広い意味ではイナサルに含まれます。タガログ語では、イニハウと呼ぶようです。

チキンイナサルは、主にビザヤ地方発祥の料理であり、西ビザヤの都市であるバコロドやイロイロなどの都市に由来する食べ物です。

鶏肉をカラマンシー、コショウ、ココナッツビネガーなどでマリネして炭火で焼きます。そして、カラマンシー、醤油や酢をつけて食べます。調理も見た目もシンプルですが、このチキンと醤油とカラマンシーのコンビが非常に食欲をそそります。

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シリーズ③カトリックの源流-フィリピンとキリスト教

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どうも、海外侍の義貞です。

フィリピンの文化は、統治者であったスペインの宗教、食文化、建築様式を取り入れて発展してきました。現在のスペイン人は、フィリピンに対してほとんど何の関心もないですが、その文化・様式は東方にある群島国家の中で根付いています。

スペインをはじめとする大航海時代の冒険家たちが、自国離れた遠い島国の形を変えてしまったという点で衝撃的です。その島にキリスト教を普及させたという点も興味深いです。

以前からブログで取り上げていますが、安土桃山から戦国にかけては南蛮貿易が行われ、多くの南蛮人たちが長崎港に寄港して日本で交易を行うとともに、日本全土で布教を行いました。

昨年はコロナもあり、行きたかった長崎に行けなかったのですが、可能なら今年は長崎に行って港や教会を見て回りたいです。サン・ファン・バウティスタ号と支倉常長が船出した仙台も見て回りたいですね。

カトリックとは、普遍を意味します。多くの哲学は神学から敷衍して出てきていることもあり、キリスト教に興味を持っています。

10代後半から20代前半の若かった頃、自分の人生の意味や価値、あらゆるものの存在の意義に対してよく分からなく混乱して、自分を見失っていました。人ごみの流れの中で、自分が孤独で不安な存在なんだと感じていましたが、そういう時でも教会というのは誰に対しても扉を開いていてくれます。

ロンドンの凍りつくような寒さの中で、教会に入った時に暖かく安らいで、可愛いらしいおばあさんがお花を供えながら、こちらを向いてHelloと言ってくれました。それだけでイギリスを好きになったものです。

このシリーズでは、なぜフィリピンでキリスト教が普及したのかを考えていきます。そもそもフィリピン人はマレー系で、マゼラン来航以前はアラブの商人の活躍などから、このリージョン(地域)ではイスラム教が主流でした。ながらくスペインに統治されて、アイデンティティまで変えられたのは、キリスト教の普及も関係していると思います。

そのようなコロニアル(植民地的)な関係とフィリピンでのキリスト教についてアップデートしていきます。

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南蛮貿易と長崎港

vessels moored in harbor of modern urban city
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どうも、海外侍の義貞です。

世界的に人の流れが止まった世界でも、今まで流れてきて定着したものは変わることはありません。加えて、食・物・宗教(思想)の流動は止めることができない。

中華やイタリアンを食べたくないというという日本人は、あまりいないのではないかと思います。そもそも洋服を着て、映画館に行くなどの行為すら西欧から取り入れた様式であって、それ以前の時代の生活様式で生きたいという人は少ないでしょう。

また日本の場合、資源やエネルギーを海外から購入しているので、全く海外との関係を断って今の生活を維持することはできません。つまり、海外を取り入れることで豊かになれるし、海外との関係を断つことはできないということです。

島原の乱が勃発して、日本が鎖国に入る以前の戦国の世の時は、織田信長に限らず地方の武将や大名たちも海外に関する知識を貧欲に取り入れていました。以前、ご紹介した仙台藩主である伊達政宗は、グローバルな視野の持ち主でした。

https://bit.ly/3lFptg6 サン・ファン・バウティスタ号と慶長遣欧使節団

また、信長によって許可された南蛮貿易によって、ポルトガルやスペインから西欧の珍しい文物が入り込み、日本からは銀が交換されて繁栄したようです。

その当時の中心港が長崎港であり、ポルトガル人やスペイン人は東南アジアに植民地を形成していたため、マレー半島マラッカ(ポルトガル)、フィリピン・マニラ(スペイン)の南方面からやってきたので『南蛮貿易』と呼ばれています。

当時、日本は東南アジアとの交易が活発で、多くの日本人が貿易船にのって東南アジアへと渡り、現地で日本人街を作っていきました。有名な人物がタイ王朝の首都アユタヤで活躍した山田長政です。

島原の乱の勃発でキリスト教の広まりを危惧した幕府が、その後は海外にいた日本人の帰国を完全にシャット・ダウンして『南蛮貿易』は終わりを迎え、鎖国時代へと入るわけですが、鎖国期間中に外で力をつけてきて西欧諸国との力の差が歴然となり、力で開けられることになりました。

https://bit.ly/2XxiMmo 長崎奉行と島原の乱

南蛮貿易の時代には、スペインが最強だったとはいえ、日本は植民地にはなっていません。つまり、スペインとうまくビジネスやってたということなのだと思います。フィリピンは国名までスペイン名をつけられてしまいましたが、日本は南蛮貿易で繁栄しました。

平和的に交易を行うという方が国が発展します。交易は相手あってのことなので、海外を理解することがやはり大事になるのだと思います。

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マニラに新空港を建設するコングロマリット、サンミゲル・グループ

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Photo by Bibhash Banerjee on Pexels.com

Hey, guys! 海外侍の義貞です。

フィリピンの経済は財閥によって占められています。

スペイン系財閥としてはアヤラ(Ayala),ソリアノ(Soriano)などがあり、中華系財閥としてSMインベストメンツやLTグループ、JGサミットグループなどがあります。

JGサミットグループの創業者はセブ島生まれの華人であり、福建省からやってきた貿易商を親に持ちます。

今回、取り上げるのは、その中でサンミゲルビールを擁するサンミゲル・グループです。

サンミゲル・グループは、フィリピン財閥の中でも知名度No.1の企業であり、ビール事業のサンミゲルビールはフィリピンでシェア90%と断トツの人気となっています。

どうやらこのサンミゲルグループがマニラ首都圏北部ブラカン州で新国際空港の建設を行うようです。また、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)についても運営に積極的な姿勢を示しているらしいのです。

ニノイ・アキノ国際空港は世界でもワースト級の空港です。まず、ターミナルがいくつもあるのですが、ターミナル間の距離が離れているうえ、その連結性が非常に悪い。また、空港内の環境や雰囲気が良くないうえ、空港からのタクシーがぼったくりが多く、安全性が感じられないなど様々な要因を考慮して最悪の部類に入るのも仕方ありません。

僕はマニラが好きではないのでほとんど行きませんが、マニラに行った時は確実にGrabを使います。空港にまでGrabスタンドがあるほどなので、空港タクシーを使用するよりもGrabの方が便利で快適です。

その最悪級の空港をおいて、新空港を建設するというのは良いですね。首都空港は国の玄関なので、空港でイメージが悪いと国自体に悪いイメージがつきます。

シンガポールのチャンギ空港やマレーシアのKILA1、2などは立派な空港で、先進国という印象を受けます。本当にフィリピンには見習ってほしいものです。